安い運賃と都会的な景色が魅力 北大阪急行電鉄

メジャーな地下鉄とつながっている私鉄

大阪に観光しに来ると必ず利用するのが、メトロ御堂筋線だ。

御堂筋線の多くは、大阪メトロとは別の路線・北大阪急行に乗り入れている。

北大阪急行電鉄って、どんな路線?

北大阪急行電鉄は、吹田市の江坂と豊中市の千里中央を結ぶ私鉄だ。

「日本一初乗り運賃が安い鉄道」として知られている。

(難波の景色)

ニュータウンである千里中央から江坂を経て御堂筋線に乗り入れ、梅田やなんばに一本でアクセスできる特色がある。

江坂~千里中央の所要時間は、約15分。

高速道路と並走

江坂を出て、列車は北へと向かう。

線路の左右を、新御堂筋が挟む。この光景は、御堂筋線の中津付近から、ずっと変わらない。

新御堂筋を走る自動車を見ていると、こちらとは違う時間が流れている錯覚を覚える。

江坂まではほぼ同じ高さにあった新御堂筋が、気付くと低い位置になっていた。

緑地公園辺りでは、逆に新御堂筋が壁のように高くなる。

その後は、線路と新御堂筋は同じ高さで伸びていく。

桃山台に近づくと、箕面市の山並みが見えてくる。

都会的なビル街なのに、自然豊かなエリアが近いのが分かる。

2024年3月23日、箕面市まで延伸される

列車は、千里中央の手前で地下に入る。

御堂筋線も含めると、堺市のなかもずから大阪市を縦断して、ようやく終点、といったところだ。

しかし、あと半月で終点ではなくなる。

3月23日に延伸開業し、終点は箕面萱野(みのおかやの)となる。

線路の先を見ると、線路が敷かれトンネルの照明が灯っている。あとは開業日を待つばかり、という雰囲気だ。

まとめ

北大阪急行は、大阪北部の街並みを、安く楽しめる路線だ。

延伸区間が開業してから、再訪したい。

2024年3月2日乗車